京王 デヤ902+サヤ912+クヤ911「DAX」+デヤ901(海側)のサイドビュー
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京王線の検測を行なう事業用車両の4両編成.
新宿方(写真右)から2両目の総合高速検測車クヤ911は2007年(平成19年)に東急車輛で製造された.「Dynamic Analytical eXpress」を略して「DAX」の愛称が付けられている.当初はデワ600形に挟まれて運用されていたが,老朽化にともない置き換えられることになり,2015年(平成27年)に導入されたのがデヤ901・デヤ902形・サヤ912形の3両.
デヤ901・デヤ902の2両は9000系をベースとし,鋼製の前面は営業列車との差別化として黄色に塗装されている.室内には電池箱・空気タンクなどの補機類が搭載されている.先頭台車には排雪板が取り付けられており,降雪時にはデヤ901+サヤ912+デヤ902の3両編成で走行し,除雪を行なうことも考慮されている.
サヤ912はチキ290形の置換え用として導入された無蓋貨車で,誤乗車を防止するための柵が配置されていて,車間には転落防止柵も設置されている.
2021年12月01日撮影.