JR東日本209系モハ209-1002

トタ81編成の5号車に連結される電動車で，常磐緩行線の輸送力増強を目的として1999年（平成11年）に東急車輛で製造された．
モハ208-1002とユニットを組み，山側床下にVVVFインバータ，海側床下に高速度遮断器・フィルタリアクトルなどを搭載する．集電装置は登場時には剛体架線に対応したPS21形だったが，2014年（平成26年）2月にシングルアームに変更されている．
中央快速線用のE233系にグリーン車を組み込み，トイレを設置する工事を実施するにあたり，入場期間中に不足する編成を補うために松戸車両センターから豊田車両センターへ転属し，2019年（平成31年）3月から中央快速線で営業運転を開始した．